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混声合唱組曲 「きみたち」(詩:蓬莱泰三 曲:信長貴富)をうたう市民団員大募集中!

今秋行われる、神戸市役所センター合唱団創立50周年記念演奏会のメインプログラムは、現在ひっぱりだこの合唱作曲家、信長貴富先生への委嘱作品です!!

仲間たちは鳥になっていた
きみと妹も鳥になった
廃墟になった町の上の
見渡す限りの青空に向かって
思いっきり羽ばたきながら
歓声を上げて駆け回った

テキストは何と、こちらも書き下ろし!!
「チコタン」などの諸作品でおなじみの蓬莱泰三先生が、未だ戦火の冷めやらぬ中東に思いを馳せ、ペンを取った作品「きみたち」こちらを全六章の合唱組曲として、もうすでに3章が贈られて来ています。

 実際の練習は8月3日より毎週土曜日行われます。現在この作品を一緒に歌ってくれる市民団員を大々的に募集中です!!

◆練習日時 2013年8月3日(土)
       より毎土曜日18時30分

信長貴富作曲 委嘱作品「きみたち」公演概要

◆日 時 13年11月30日(土)18:30~21:00
     12月 1日(日)13:30~16:00
◆場 所 神戸新聞松方ホール
◆ゲスト 信長貴富

【市民団員募集要項】
■練習曲  混声合唱組曲「きみたち」
■練習日時 8月3日(土)18:30~21:00 (全16回)
■練習会場 神戸音楽センター会館
※昼コースもあり  

蓬莱泰三氏「きみたち」詩作メモ 

 イラク戦争の最初の終結宣言がされ、フセイン大統領の銅像が引き倒された何日かあとに、テレビが報道していました。空爆で半壊した病院の仮設の病室。子どもたちの悲鳴が交錯し、家族や病院スタッフでごった返している。その隅っこで、片腕と片脚を失い包帯で厚く巻かれた少年が、うつろな目を見開き、瞬きもせず、無表情に、顔を天井に向けて横たわっていました。

 看護婦が話しました。「この子は、やっと空爆が終わったので、駆け回って遊んでいて、いたるところに落ちているクラスター爆弾の、不発弾を踏んでしまいました。おまけに、劣化ウラン弾で爆破された戦車に乗って遊んでいたので、残留放射能に被曝して白血病にもかかっています。ほかの子どもたちもそうです」。あれから十年。あの少年はまだ生きているでしょうか。生きていたとしても片手と片脚を奪われ、造血・免疫機能が低下した状態で、どうやって生きているのでしょうか。あの光を失った目で何を見ているのでしょうか。どんな夜を過ごし、どんな朝を迎えているのでしょうか。

  虚偽の情報操作をして正義をでっち上げ、少年たちの国に侵攻し、あの国の子どもたちの生命と明日を破壊した大国の指導者たちは、いま、どんな夜を過ごし、どんな朝を迎えているか。

 そして、その大国を支持した国の私たちは、いま、どんな目で、何を見ているか。あの理不尽で非道な戦争のことを、TVはもう、ほとんど報道しなくなっています。

〈きみたち〉を書きながら、テレビのあの少年の空虚な目に見つめられて、わたしはなんども筆を折りそうになりました。わたしが設定した少年と妹が、悲惨さを水増ししたセンチメンタルな虚像に思えてしかたがなかったかからです。

 しかし、なおかつ、わたしは書きました。なんだか大げさですが、そのうしろめたさを持ち続けることで、せめて、加害者の国の大人の一人として、イラクの子どもたちに詫びたいと思ったからです。

〈きみたち〉については、ただいま、信長さんが鋭意熟考中のようです。どんな作曲をしてくださるのか、わくわくしています。シリアスで楽しい歌詞ではありませんが、〈きみたち〉を、どうぞよろしくお願いいたします。(蓬莱泰三)

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