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くるま椅子の詩人阪口穣治さん没20周年祈念神戸市役所センター合唱団第33回演奏会 混声合唱組曲「いのちのふるえ」深い祈りの音楽 再々演

 脳性小児まひと闘い、三十一歳で亡くなった神戸の詩人、阪口穣治さんが命の尊さと儚さ、生きるよろこびを描いた混声合唱組曲「いのちのふるえ」をメインプログラムにした演奏会、くるま椅子の詩人、阪口穣治さん没20周年祈念、神戸市役所センター合唱団第35回演奏会「いのちのふるえ」が11月11日(日)、神戸新聞松方ホールで開催されました。雨の中四四○人を集めて開かれた演奏会は、日本を代表する作曲家、三枝成彰氏を招き団員、混声合唱団「ゆいまーる」、女声コーラス「ゆずり葉」、太鼓衆団輪田鼓によるステージ構成。命と平和の尊さを描いた混声合唱組曲「いのちのふるえ」(全六章)が再々演され、会場に命と平和を祈る鎮魂の歌声が響きました。

 阪口穣治さん没二○周年祈念企画、演奏会三部構成のプログラムは第一ステージ「今 生きる」、神戸市役所センター合唱団員による合唱唱作品集。原発ゼロの社会へ「風よふるさとよ」(きむらいずみ詩/武 義和曲)、コンクール課題曲「鳥のように栗鼠のように」(宮沢賢治詩/林光曲)、「つぶてソング」より一「あなたはどこに」(和合亮一詩/新実徳英曲)。神戸市役所センター合唱団女声アンサンブルKIPLYUによる「つぶてソング」より二「フルサト」(和合亮一詩/新実徳英曲)、「ずいずいずっころばし」(わらべうた/信長貴富曲)。神戸市役所センター合唱団による「アメイジング・グレイス」(山ノ木竹志詩/池辺晋一郎曲)、混声合唱団「ゆいまーる」による「ダニーボーイ」(Contry Derry melody/BOB CHILCOTT編曲)、「信じる」(谷川俊太郎詩/松下耕曲)、女声コーラス「ゆずり葉」による「こんなに秋の晴れた日は」(中山千栄子詩/湯山昭曲)、「花」(御徒町凧詩/森山直太郎曲)が演奏されました。

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第二ステージ「いのちの鼓動(和太鼓と民舞)は民謡・風の輪による「キタカサッサ」、太鼓衆団輪田鼓「海(あま)ひらく大輪田~平清盛」。続く合唱団員によるみんなで歌いましょうコーナーは北川、池本の司会で「心つなごう」、「もみじ」を会場のお客様といっぱい歌い交わしました。

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第三ステージ「命の極み」は三枝成彰スペシャルトークが催され、笑いをちりばめた、しかしとても真剣な語りで聴衆を魅了しました。神戸市役所センター合唱団委嘱作品、混声合唱組曲「いのちのふるえ」(阪口穣治詩/三枝成彰曲)一九九二年初演。第一章「かくれんぼ」、第二章「かげり」、第三章「水たまり」、第四章「ぽかーん」、第五章「いろのながれ」、第六章「いのちのふるえ」が演奏されました。この組曲は全身麻痺の阪口さんが薬指一本で一つひとつの文字を紡いで、できた歌です。阪口穣治さんの詩は身体という魂の牢獄から解き放たれた言葉。いのち、地上の素晴らしい自然を描写し、原爆の悲しみを歌い、人としての命の貴さ、優しさや、思いやりのある心に満ちた歌です。最後は阪口穣治さんへのレクイエムが、ピアノによる澄み切った深い祈りの音色を湛えて会場いっぱいに響き渡りました。

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「せんたあ」2012年11月14日付より

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