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鬼軍団の凄まじさ、不気味な土蜘蛛、八頭の大蛇が火を吹く神楽「酒呑童子」―太鼓衆団輪田鼓第16回公演開く

 平安時代、福知山市大江町に伝わる大江山の鬼伝説「酒呑童子伝説」を題材に、和太鼓、としの笛、土蜘蛛と大蛇の舞いでつづる鬼伝説、太鼓衆団輪田鼓第16回公演「酒呑童子」が9月16日(日)新神戸オリエンタル劇場で開催されました。ゲストに太鼓打ち今福優氏、しの笛高野巧氏、大蛇の舞に道川神楽社中を招き、約六○○人のお客様を集めて開かれた公演は、鬼気迫る土蜘蛛、鬼神、口から火を吹く大蛇の舞などが登場し、太鼓衆団輪田鼓が力強い響きを奏でました。不気味さと躍動感が織りなす舞台。脚本、演出の田中嘉治は「舞台を通して、この世の不正に敢然と立ち向かう鬼はいるかと問いたい」と話しています。

9月16日(日)太鼓衆団輪田鼓第16回公演『酒呑童子 和太鼓としの笛、土蜘蛛と大蛇の舞いでつづる鬼伝説』が新神戸オリエンタル劇場にて行われました。

 満員の会場の中、ゲストである今福優さん、堂本英里さんと道川神楽社中による「大蛇退治」で幕が上がりました。目をギラリと光らせ、舞台狭しと動き回る大蛇とスサノオのミコトの戦いで、スサノオのミコトが大蛇の首を勝ち取る様子は圧巻でした。

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 続いての演目「八ツ鬼神太鼓」で輪田鼓の登場。とはいえそれぞれが面をつけ、鬼集団となった激しい太鼓の演目で普段のメンバーの姿からは考えられない(?)鬼の顔、しぐさによる演奏です。

 道川神楽社中による「胡蝶」の舞に続き、やっと輪田鼓メンバー素顔による「天平太鼓」。この演目は今回の公演に向け、元田楽座で現在は下伊那谷でプロの奏者として活躍中の吟遊打人塩原良さんにご指導いただいた演目です。お客様の温かい拍手に包まれながら能登の雨乞いの際に打たれた太鼓を輪田鼓流に打ち鳴らしました。

 続くは今回の一押しとも言える演目です。輪田鼓座長真木が歌舞伎役者さながらに隈取を施し、鬘、衣装で土蜘蛛に変身し、舞台上の蜘蛛の巣より登場。自ら振付けた「土蜘蛛の舞」、田中団長作調の「鬼神土蜘蛛」が初公開されました。「鬼神土蜘蛛」では袴姿の源頼光軍に扮した輪田鼓に、土蜘蛛が3尺を超える平太鼓を打って向かい、千筋(ちすじ)の蜘蛛の糸が舞台上に放たれました。

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 第2部は輪田鼓の「神座(みくら)の火」に始まり、今福優さんによる「えびす舞」。輪田鼓と会場のお客さまによる「起き上がり小法師」ではたくさんのお客さまが舞台に上がって下さり、「京に京に流行る~♪」と一緒に歌いながら舞台上を転がり回りました。

 「悪魔払い」、田中団長扮する酒呑童子登場の「招福太鼓」、そして今福さんの大太鼓ソロ「日本海幻想」に続き、「大蛇の舞」では八頭の大蛇が火を噴いて駆け回り、舞台をとび出すほどの勢いで迫力満点の見事な舞で魅せ、最後は輪田鼓による「天流太鼓」で幕を下ろしました。

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 今回は「酒呑童子」として京都大江山の鬼伝説の物語を、もんどう中村さんの語りで進めながら舞台を創ってきました。初めてお越しになったお客様の中には「このようなお話しになっているとは思わなかった。」「物語の中であっという間に時間が過ぎた。」といった感想の他、「とても楽しい公演でした。」「とてもよかった。」などのお言葉も頂きました。

 豪華ゲストを始めとするプロの皆さま方、スタッフとして支えて下さる仲間たち、そして時間を割いてお越しいただきましたお客さまのお陰さまで第16回輪田鼓公演を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。

「せんたあ」2012年9月19日付より

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